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生きてはゆける

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花初そたい
花初そたい

雑記

帰省

一週間ほど帰省した。実家周りには本当になにもないのだが、なにもなくても全然問題ないということを再確認した。一人暮らしの家では常にやりたいこと・やるべきことに追い回されている気がするけれど、そういうのが一切なくてもただ生活らしきものをしているだけで一日は終わっていく。それを受け入れられさえすれば、別にどこで暮らしたっていいということにようやく気付いた。 絶対関東から出たくないから今の会社に転職したけど、もはや別に関東にいる必要ないな。家賃高いし。でもライブや即売会があると「やっぱ関東いてよかった~」と思うんだろうけど。

どこででも生きてはゆける地域のゴミ袋を買えば愛してるスペシャル  / 初谷むい

帰省したら鮎釣りの人がめちゃくちゃ目についた。以前は暇なんやね~としか思わなかったけど今はかなり気になる。釣り行きて~。

言語化

MidJourneyに作ってもらった画像を元にSSを書いた。 SS、全然書けね~。とりあえず萌え萌えであればいいと思っているので、自分の思う萌え萌えシーンをまずは作るのだけど、そこに至るまでをどう持っていけばいいのか全然わからない。みんないったいどんなシステムで小説をコントロールしてんだ(the pillows) でも今回の萌え萌え・シーンはかなり素直に好きな感じです。自分の書いたものを読み返すと、時には書きながらですら「こいつ好きな作家の影響受けすぎだろ」と思うけれど、こういうのって案外読み手には伝わらないんだよな(模倣が下手すぎるため)。バレなければOKやね。

即売会

冬コミ(C101)にサークル申し込みをしてみた。本出すぞ!!!!!! とはいえ、まだ内容はほぼ決まってないし、なんなら書くキャラクターすら変わる可能性があるのでおおっぴらに宣伝できない。しかし、よく考えたら毎回書くキャラクターが変わる二次創作SS書きって相当レアケースでは。「○○の人」と認知してももらえないし、デメリットしかない気がする。でもその時に書きたいもの書きたいしな。

よかったもの

伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』

時勢柄思い出されたので読み直した。読んだのがだいぶ前なのでほとんど内容を忘れていたが、思ったより首相暗殺はマクガフィン的だった。とはいえ、やはり「重大事件の背後には巨大な陰謀が存在するはずだ」という心理を擽るところは今とも重なる(現在も「スナイパー小屋」なんて話題があったりするし)。 筋書きもわかりやすく緊張感が持続するどエンタメ小説で、とにかく伏線の張り方と緩急がうますぎる。終盤に怒涛の回収をするのではなく細かく伏線を拾っていくテンポ作りが気持ちいいし、痒いところに手が届くエピローグもうれしい。 あとがきを読むと、本人は伏線回収の手腕などより細かいエピソードの語り方に重きを置いていたようだけど、プロットのうまさに圧倒されてしまって正直そんなに印象に残らなかったな。ちょっといい感じのエピソードでも「このエピソードではどんな情報が出るんだ!?」と伏線を探す目で読んじゃう。めっちゃおもしろかったけど、読後によかったシーンやセリフを思い出そうとしてもほとんど出てこないのはなんだか不思議な感じだ。