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夏だ、海だ

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花初そたい
花初そたい

雑記

南蛮漬け

イワシを処理して南蛮漬けに。今まで揚げ物をあまりしてこなかったが(色々ダルいため)、小さい魚は揚げてしまうのが一番なので釣りを始めてから揚げ物の機会が増えた。釣って持ち帰ったら当然料理をしないといけないので、幅が広がっていいですね。

内陸育ちでいままで全く海に縁がなかったのに、最近は週1~2で釣りに出ている。これはもうSuper Ocean Manと言っても過言ではないのでは。 釣りに行くと特に波をかぶったりはしていないバッグでも潮風でベトベトになるが、やっぱりたまに洗ったりしないとファスナーが腐食したりギシギシになったりするんだろうか? それはないか。車の寿命は縮まりそうだけど、それはカーシェアだし……

よかったもの

山下達郎 - RIDE ON TIME

★★★★☆ 表題曲のヒットを受けて制作されたアルバム。ブックレットに本人解説が書いてあったが、メンバーにも恵まれ、ヒットにより収録に掛かる金も気にしなくなり思う存分制作ができた一方、音楽メディアの醜悪さに触れたことで玄人向けを志向したアルバムだとか。 それにしてもRIDE ON TIME一曲が軸になってポップさは十分に担保されているような気がするし、ギター冴えわたるファンクナンバー「SILENT SCREAMER」からの流れは完全にフロアバンガー。前半だけで「地味」という評価は十分撥ねつけられる。ジャケットも印象的だし。なんなんだそのポーズ。

MELODIES - 山下達郎

★★★★☆ 時代のトレンドに乗った16ビートの音楽から、8ビートへの回帰を志向。その上で『FOR YOU』(こっちから先に聴くべきだった)などでついた「夏だ、海だ、タツローだ」のイメージを払拭すべく自ら作詞を行い、内省に振ったらしい。代表曲「クリスマス・イブ」もこれ収録。 とはいえ一曲目「悲しみのJODY」の突き抜けるようなファルセットからのバチバチの夏曲「高気圧ガール」の流れのせいで、かなり「夏だ、海だ、タツローだ」感はある気がする。けれども、底抜けに明るいかというとそうでもないし、終盤一気に孤独・冬へと収斂していき「クリスマス・イブ」で〆るのはまさしく手腕。中盤にも佳作が並んでいて、J-POP的な粒ぞろい感とコンセプトアルバム的な流れの納得感を両方楽しめる良いアルバムだった。