Top.Blog.Novel.

郷に入る

Cover Image for 郷に入る
花初そたい
花初そたい

雑記

感想

SSFで買った同人誌を読み進めている。今回はかなりいいものばかり買えており、予想の3倍位に膨れた出費も無駄ではなかったと思えて嬉しい。2年ほども同じジャンルにいれば、「このサークルはハズレがないな」というのも徐々にわかってくる。あとは現地の衝動買いの選球眼をいかに鍛えていくかだ。 感想は(自分が書かれると嬉しいというのもあるし)ちょっとでも書きたいのだが、おそらく見られると思うと少々腰が重い。普段見ても見なくてもいいような媒体でばかり書いているので。

ggrks

人が調べたらすぐわかるようなことを聞いてくると「いやまずはググれよ」と思ってしまいがちなのだが、業務上ではともかく、LINEなどの日常会話レベルではそれもコミュニケーションの一種であるということを時々感じる。 例えば、オタク(一人称)は「最近〇〇ってドラマ見てる」と言われたらまずはググって、古いドラマであるということを知り、検索のために数分使ったところで「どうして今見はじめたの?」と聞いてしまうわけだが、相手が求めているのは「〇〇ってドラマ見てる」「聞いたことないなあ」「昔のドラマなんだけど、推しが影響を受けたって言ってて……」みたいなやり取りがテンポよく続くことだったりする。前者は相手への説明を単純にコストと見なす、情報に重きを置いたコミュニケーションで、後者は得られる情報量よりキャッチボールのスムーズさに重きを置いたコミュニケーションだと思うのだが、ツイッターや匿名掲示板への染まり過ぎで後者の速度感に対応できないことが多い。所変わればインターネットマナーも変わる。気をつけていきたい。

よかったもの

尾田栄一郎『ONE PIECE』スリラーバーク・シャボンディ諸島編

27日までの無料公開分。 アラバスタ編やエニエスロビー編ほどのヤマはないが、かといって面白くないかというと全然そんなことはなく、やっぱワンピースってすげえや。ギャグが全面を覆っているので軽く見えるけれど、伏線の撒き方や拾い方がいちいち良い。 風呂敷の広げ方と終盤の畳み方がシステマティックすぎる。新しい場所に行く→愉快な新キャラが出る→新キャラはどうやらこの場所に因縁があるらしい→この場所自体にも秘密があるらしい……みたいな転がり出しは毎回のパターンなのだけど、そこに以前からあった伏線や、存在だけは知らされていたビッグネームなどが絡み、どんどんワクワクさせてくれるのがすごい。他の大作ジャンプ漫画もいくつか読んできたけど、この情報の出し方のうまさはあんまり他に例が思い浮かばない気がするな。 次はいよいよ評判をよく聞くマリンフォード頂上戦争編。楽しみ~!