ライバル
雑記
ポケモン
シナリオをクリアした。最終的な旅パは前回の通り。チリちゃんさんとネモさんが好きすぎる。アオキさん絶対クリア後に退職を検討するだろ。 以下ネタバレ含む感想。
太陽の沈まぬ国
メインシナリオ3ルートのうち、一番好きだったのはチャンピオンロード。というか、ネモさんが好きすぎる。ヒソカとか言ってすみませんでした。 ネモさんは圧倒的な実力を持つチャンピオンクラスの人間であり文武両道の生徒会長であり、自他ともに認めるバトル狂というエキセントリックな人間……なのだが、一方で圧倒的強者ゆえの孤独を抱えてもいる。そこに現れたのが主人公だったわけだ。そうしてネモは主人公の成長を待つ。ヒソカは育ててから狩ることを目的にしているが、ポケモンバトルは相手を殺さない。ネモは収穫する相手ではなく、ずっと自分と戦い続けてくれるライバルを求めていたのだった。 ラストの「わたしのライバルになってください!」というセリフにグッとくる。過去のポケモンでは近所に住む子供は主人公と同じ時期にポケモンを育て始め、旅の途中で何度もぶつかるライバルだったのだが、今作はそうではない。過去作がライバルと最後に雌雄を決する物語だとすれば、今作は最後にライバルになるために雌雄を決する物語なのだった。これはチャンピオンの孤独と責務、自負を描いた剣盾とは好対照になっている気がする。ダンデには旅のライバルはいたけれど、チャンピオンになってからのライバルはいなかった…… 剣盾の主人公はダンデを送り出したけれど、今回の主人公はネモと並び立った。Twitterで「イメソンはThank You, My Twilightです」みたいなこと言ったけど、割とマジでそう思ってます。君を待ってたんだ!
めちゃくちゃやる大人
昨日は「大人たちが選択する一方で、子供たちはただ没頭している」というようなことを書いた。それは大人の選択とその受け止め方を描きたかったからではないかと思っていたけれど、ラストはもっとストレートに、「子供たちが没頭する姿を見て大人が選択する」という構図になっていた。思えばミモザ先生もそうだったな…… オープンワールドというシステムと、舞台の元ネタがスペインということで大航海時代にもかかった綺麗なテーマだった。 博士は大人サイドには珍しくやりたい放題やっていたが、いくらなんでもやりたい放題やりすぎで、「息子を地上に置いたままで、自分の夢見た楽園のために世界の生態系を破壊しかけていた」という事実のムチャクチャさは「息子を本当は愛していた」という告白でトントンにもっていける好感度調整ではないと思う。でもその割り切れなさが大事で、「本当は愛してたんだ!よかった!」で納得できてしまってはあの「受け止めきれないけど仲間がいたおかげでとりあえず前を向ける」というラストの良さには繋がらない気がする……でもそれはそれとしてやっぱ「なんなんだよあいつ!!!」感はあるよなあ! 剣盾のローズさんは結構納得できる動機と敗因があっただけになおさら。
夢特性
チリちゃんさんの夢絵が無限に見たい。全然バッジも集まってない状態で学園の近くにあるせいでポケモンリーグに迷い込んでしまって、ノリで面接を受けて、めちゃくちゃ威圧感のある面接官に気圧されて受け答えもまともにできず、うなだれているところに「おつかれさん。これに懲りんと、また来てな」と缶のミックスオレを奢ってもらってそれからポケモンリーグに通うようになりたすぎる。テーブルシティを歩いていたら突然道端から飛び出してきたドオーに驚いて尻もちをついてしまい、「ごめんなあ」と逆光のなか手を掴んで助け起こされたすぎる。リーグ事務局に入社して面倒見の良いチリちゃんさんにお世話になっていくうちに、年甲斐もなくポピーちゃんに嫉妬したすぎる。そしてポピーちゃんに冷たい牽制の目線を送られたすぎる。どんどんカプ厨に切り替わってないか?