雑記

ヤマ

仕事がヤマを超えた感じ。もうさすがに週20時間ペースの残業はないはず。とはいえ、まだまだ予断を許さない状況ではある。引き続き注視を続けてまいりたいと考えております。

左右固定

「横断歩道を渡る前は、右見て左見てもう一度右」というような看板を見かけた。いつもは流し見ていたけれど、ふと気になる。もし「歩行者は右側通行」という原則を守るなら、横断歩道を渡る時車道は左側にあるわけで、車は左から来るんじゃないだろうか？　そうしたら、最後に見るべきは左じゃなかろうか。特に幼い子どもは、最後に見た右を向きながら歩き始めたりもしてしまうだろうし……　どうなんでしょう。

よかったもの

村上春樹『パン屋再襲撃』

半分くらい読んだ。一時期コピペが流行っていたけれど、マジでどこからでもセックスの話になって面食らってしまう。そういうのが雑多な生の描写に立体感を持たせている、といえばそうなのかもしれないが。独特な切れ味の比喩と会話は文句なしに楽しめるけど、やっぱり初期のタラタラ進む感じよりは『かえるくん、東京を救う』とかの切迫した感じのほうが好みだな。 「パン屋再襲撃」というタイトルがいいな、「パン屋襲撃」ならわかるけど再襲撃することはないだろ、と思っていたけれど、後で調べたら「パン屋襲撃」という短編があった上での本作らしかった。そんな……

「OGRE YOU ASSHOLE LIVE 2022」LIQUIDROOM公演

すげえ～～～。。。　今年もいろんなライブを見てきたけれど、OGRE YOU ASSHOLEはもう完全にそのなかのどれとも違う土俵にいる。曲の一部で長尺のソロやインプロをやる、といったサイケにありがちなスタイルからはとうの昔に脱し、数年前からもう既存の曲の分解・再構築をしまくっており、今やもう「見えないルール」あたりは頭から尻まで完全に別の曲に仕上がってしまっている。最新アルバムは9曲39分なのに、今回のライブなんて1時間半で8曲しか演奏していない。 前回見た時（今年の春）は、YouTubeに上がっている「朝」や「ロープ」のように、まだ「静かな入りからのビルド→爆発」という流れを保っていた記憶がある。けれど、今回はもう序盤からラストまでガンガン踊らせに来るアレンジ。特に「ロープ」「見えないルール」の2曲はすさまじく、観客の暴れっぷりもなかなか見ないレベルだった。「ロープ」は終盤の爆発を楽しみにする曲だと思っていたのに、もう序盤からaccelしていってノイズのブレイクと共に興奮は最高潮、そこから更にあの光の爆発があるという破壊的な作りに変身。もうなんか……いいライブというよりは、OGRE YOU ASSHOLEがまた一つ真理の扉に近づいてしまった……と呆然とする気持ちに近いです。3月にもワンマンがあるらしいので、ぜひ行きたい。というかみんな来てほしい。たまげるので。