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適正体重

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花初そたい
花初そたい

雑記

飲み太り

ここ数日は飲み会とライブが続いていた。無限に太り続けているのにジムに行けておらず、その上太るものばかり食べている。ひえ~。 2月から出社が多めになったのだが、出社すると昼にガッツリ食べてしまうので、それでまた太っている。努力して綺麗とみなされる見た目を維持していた人が急に激太りするも、あっけらかんと「もともとこれが適正体重だったのよ」と言い放つある小説の終盤を思い出す。食べたいものを食べたら太るのなら、それはもうしょうがないんじゃないか? でもなあ……

よかったもの

ダイヤモンドの功罪 天才と孤独の話だ!!!!!!!! 天才と孤独の話が大好き!!!!!!!! 1話のコーチが良すぎる。2話の父親もいい。少年野球ってそういう魔力あるよなあ。才能がありそうな子に狂ってしまった大人を何人か見たことがある。やっぱり競技のパイが大きいことが、「自分の夢を子供に託す」という構図の発生率を上げるんだろうか。

「カネコアヤノ Zepp Tour 2023 “タオルケットは穏やかな”」@KT Zepp Yokohama

久々のZepp。広すぎワロタ。 もうもうと炊かれたスモークと単音スライドギターから始まったこともあり、「OGRE YOU ASSHOLEか!?」と思ってしまったが、一曲目は「わたしたちへ」。カネコアヤノの荒く壁を作るようなギターに本村の太くメリハリの強いベース、その上でギターの林が相変わらず完全にハードロックなソロを弾き倒す。が、去年観た時に比べると引き倒し加減は若干控えめな印象。ドラムが変わったことも大きい……というか、それが主な理由なんだろうけど。 新しいドラマーはかなりかっちりグルーブを作る感じで、モータウン風の入りからサビでディスコに切り替わる「やさしいギター」のアレンジはこのドラマー抜きにはなかっただろうなという気がする。一方で、かっちりしすぎているせいで、今回やらなかった「さよーならあなた」みたいな曲は以前のようなギター林の独壇場にはなりきらないんじゃないかという懸念もある。オウガっぽくなったな、と思ったのは、リズムの要素が強く出てきたからなんじゃなかろうか。メンバーが変わったのだから当たり前だが、別のバンドになったな~という実感が湧くライブだった。 ラストはやはり「タオルケットは穏やかな」。アルバムではこの後に「もしも」が来たことで日常の実感へ、個人の内省へと落ち着いていく構成だったけれど、今回は思いっきり轟音をぶっ放して終わり。「気をつけて帰ってください」と言ってメンバーが掃けると、アンコールを願う拍手すらも起こらなかった。もともとアンコールをやらないことはみんな知っていたんだろうけど、この終わり方ではしょうがないよなあ。これしかないという締めだった。