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言葉に疲れたら

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花初そたい
花初そたい

雑記

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昨日のGEZANのライブはマジですごかったので、マジですごかったよね~、という話をしたいのだが、映像はまだ売られていないし、言及も一面的なものしか見つからない。なんなら、セトリツイートすら見つからない(そんなことある?)。体験として凄かったものは、実際体験した人としか共有できない。当たり前だけど。でもそれも狙いのひとつではあるんだろうな~。

言葉に疲れたら 踊るのさ 踊るのさ (GEZAN「Third Summer of Love」)

地雷

TLがいっとき「そんな映画だと知っていたら見なかった」映画を挙げるスレになっていた。ぼくも考えてみたけれど、期待外れだった映画や苦痛だった映画はだいたい忘れてしまうので、ひとつも思い浮かばなかった。 唯一思い出したのは「ブルーム・オブ・イエスタディ」で、あらすじを見て「面白そうだな~」と思ったものの、期待される「転」までの展開がかったるくて途中で見るのをやめてしまった映画。小説なら一人称視点の心情描写があるからなんとかレールに乗れるけれど、あまり好きになれない二人の恋愛映画・ドラマは見るのが相当しんどい。

よかったもの

the hatch - OpaqueAge

★★★☆☆ GEZANでトロンボーン・キーボード・ラップという異様なマルチプレイヤーを担っていた人が在籍するバンド。ポストハードコアを主軸に、時にアヴァンギャルドに、時にミニマルに様々な展開を聴かせてくれるけれど、常にアンサンブルの衝動に溢れているのがいい感じ。若い才気に溢れている一枚。

Tame Impala - Currents

★★☆☆☆ 先日サウナに入っているとき、休憩中に(いわゆる「ととのって」いるときに)頭に浮かんでいたアルバム。全身がこれのジャケットになる感じ。内容はあまり関係ない。 以前聴いたときは「退屈だなあ」と思った覚えがあるが、今聴いても同じ印象。サイケとポップの間をどっちつかずに揺れているのだけど、サイケのトリップ感もポップの突き抜ける感じもなく、双方の良さを殺してしまっているように聞こえる。Tame Impala、あんまハマれないなあ。ジャケットは好きなんだけど。

ジョン・ヴァーリイ『逆行の夏』

半分弱読んだ。鮮烈なアイデアとしみじみする情感たっぷりなストーリー、冒頭の表題作から既にド傑作なのにハズレがひとつもない。今まで全然聞いたことなかったけど、界隈ではさぞ名のある作家なのでは? 贈ってくれた先輩に感謝。もう贈ってもらった誕生日から一年が経とうとしているので、思いっきり不義理なのだけど。