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買う・賭ける

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花初そたい
花初そたい

雑記

投げ釣リール

退勤後、同僚と釣具屋に行った。投げ釣り用のリールが欲しい、と思っていたのだが、実際に見るとやはり投げ釣り専用機っぷりに「投げ釣りだけするリールに数千円出せるか……?」という躊躇が生まれてしまった。レジ前に中古のレガリス(だいたい実売価格1万前後)が5千円で売られており、これは! と思ったものの、結局それも今ので足りるなあと思ってしまい買わなかった。う~ん。「そろそろスマホを換えたい」という思いがなんとなくあるからか、買い物を躊躇してしまいがち。

馬に賭ける

昨日も今日も、安田記念を外した友達がずっと後悔していた。それはソングラインを買わなかったことに対する後悔ではなく、なんとなくで馬券を買ってしまった後悔のようだった。「この金があればイクイノックス(友達が一番好きな馬)の単勝にもっと突っ込めた、イクイノックスに申し訳ない」とのこと。危険なアイドルオタクみたいな思考をしている。 そこまでとはいかないまでも、やはり馬券を買うという行為には単なる投機とは全く違う意味合いがある。ただ応援しているだけではどこまでいっても外野の感が拭えないが、身銭を切って馬券を握りしめて応援していると、その馬のドラマに自分も噛ませてもらったような気分にもなる。文字通り「ベットしている」ということだ。そこには寺山修司流の「自分の人生を反映して馬券を買う」というロマンティシズムも確かにあることだと思う。 それでいうと、ぼくはどこか勝ちきれない先行馬を好きになってしまう傾向にある。サリオスとか、ソダシとか……でも、勝ちきれない馬が勝つことってやっぱりあんま無いんだよなあ。悲しいけれど。でもやっぱり応援はやめられない。

よかったもの

23年安田記念を振り返る~今年屈指の好ラップによる純粋な能力の殴り合い~

リーガルリリー - where? - EP

★★★☆☆ 1st『the Post』ぶりに聴いた。こんなに良かったっけ!? ねごとや赤い公園を思わせるような余白と広がり、それにメロディーのポップさがある。これだけおいしい広がりがあって1曲3分前後なのもすごい。前のアルバムも聴こうかな。