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花初そたい
花初そたい

雑記

体力

昨日は2時頃まで釣りをし、帰ってきて魚を捌いて寝たのが6時。そうしたら、今日は如実に体力切れを感じた。もう無茶が効かない歳なのか、それともシンプルに体力回復が間に合ってないのか……

つくったもの

なし。

よかったもの

フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン

庭園美術館の特別展。フィンランドデザイン展はBunkamuraで見たしな~、と思ったけれど、案外かぶらない展示も多かったし、ガラスに焦点を合わせているだけあって、いわゆる「フィンランドデザイン」の全盛期の人々だけではなく最近の作品まで幅広く展示されていて面白かった。庭園美術館は展示を見に行くのが半分、展示と建物の関係を見に行くのが半分といった感じで、常に建物が意識される。その点でも今回の展示はよかった。

ノートルダムの鐘

劇団四季のミュージカル。ヴィクトル・ユゴー原作。ディズニーでもあったはずだし、と思って見に来たカップルやファミリーが大変な目に遭うミュージカルNo.1らしい。 原作のタイトルは「ノートルダムのせむし男」。怪物のような見た目をした主人公の愛の顛末が描かれるのだけど、冒頭から物語外の問いかけとして「人間と怪物、どこに違いがあるのだろう」という文が投げかけられる。そしてその通り、人間と怪物がテーマになるのだけれど……そのテーマを見せる演出がすごい! 立ち振舞や喋り方、衣装で誰にでもなれてしまう洗練された役者が、それ以外に役柄を想像させるものが何もない舞台で演じるからこその演出がされていてかなり痺れてしまった。さっきまで見えていたものが突然そうは見えなくなったり、現実と空想の境界が曖昧になったりする。それによって、人間と怪物の境界というテーマがより引き立つわけだ。カッコいい~。 曲もめちゃくちゃよかった。特に「陽ざしの中へ」が好き。過去の音源も何人分か聴いたが、今回聴いたカジモド役が一番好きだった。