雑記

場

2chを主に見ていたときは「秀逸なレス」みたいなのが結構好きだったが、Twitterで他人のオモシロ・ツイートにリプライをしてウケようとしている人を見るとめちゃくちゃムカつく。掲示板やDiscordのようなサーバーでは全員が対等に会話に参加する権利を持っているような気がするけれど、Twitterのリプライはあくまでうるさい居酒屋で喋っているような感覚。全然知らん他人が入ってくると何やコイツと思ってしまう。「全世界に公開しているのだからどのような反応をされようがしょうがない」という向きもあるが、公開していることとその反応を受け入れることは違う。以前「玄関に張り出せるようなツイートを心がけよう」みたいな話がバズったことがあったが、玄関に何か張り紙があったとして、それを見て家に上がり込んで話しかけて来るような人がいたら、怖いと思う人のほうが多いのでは？　ぼくが石の裏をひっくり返す（バズっているツイートのリプライを見る）のをやめればいいだけの話なのだけど……

慇懃無礼

『百年文通』を読んで思い出したが、慇懃無礼に砕けた表現を使うキャラを見ると鳥肌が立ってしまう。若いキャラだと特に。これは以前からそうで、『謎解きはディナーのあとで』なんかが流行ったときも歯を食いしばりながら読んだ覚えがあるので、加齢による変化というわけでもなさそう。

つくったもの

ニジマスのユッケ丼、アラ汁。40cm弱ある大型のニジマスを捌いてみたが、めちゃくちゃおいしくてビックリした。身も赤いし。東山湖で釣ったやつはなんだったんだ？　これならもっと持ち帰ってこれるな。 サイズが大きいとうまいという話があるので、30cmくらいをラインにしてもいいのかもしれない。

よかったもの

伴名練『百年文通』

読み終わった。いまなぜ百年間離れて文通する話を……？　と思ったら、なるほど今の話。タイトルと設定から想像できない展開でカッコいい。「少女の行動でこんなに歴史が動いちゃっていいのか？」というブレーキを取っ払ったようなスピード感も新鮮。ただ、キャラの長広舌がそれこそ「イタい」感じになっていたり、連載という形だからなのかどんどん関係性に邪魔者が入っては消えていく構成だったり、そんなとこまで百合姫にチューニングせんでも……と思うところはある（この小説は百合姫の表紙に連載されていた）。伴名練、これを出してからしばらく動きが無いように見えるけれど、何をしているんだろう。長編でも書いてるんだろうか？