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東京モン

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花初そたい
花初そたい

雑記

東京モンの思考

セブンイレブンのカレーフェアで、エリックサウスのビリヤニが食べられるらしい。今回はバスマティライスを使っているとのこと。 その報を見て、「でも、コンビニで食べるくらいなら、普通にエリックサウス行けばよくない?」と最初に思ってしまい、自分で驚いた。これが東京に暮らすということ…… 文化とかトリーバーチみたいな東京↔地方対立煽りの増田はたびたび見かけてウワーと思っていたけれど、いつの間にか自分はその「東京」側に寄っているのかもしれない。先日のオモコロチャンネルの店舗数チキンレースでは、東京モンの思考を上から目線で眺めていたけれど。

オイルポット

オイルポットを買った。なんだかんだ揚げ物を結構するので。今まではいちいち茶こしと漏斗で揚げ油を濾していたのだけど、オイルポットの導入でちょっとした揚げ物のハードルが随分下がった。これで麻婆茄子やスープカレーみたいに「ちょっと事前に素揚げしますw」みたいなノリのレシピにもヒリつかなくて済む。

つくったもの

麻婆茄子と山形のだし。麻婆茄子はレシピが良く、うますぎて全員優勝!全員優勝!(サンボマスター)と絶叫しながらビールのプルタブを吹き飛ばす羽目になった。揚げた茄子と酢がいい感じ。オイルポット買ってよかった。

よかったもの

小野寺拓也, 田野大輔『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』

読み終わった。「ナチスは良いこともした」と言いたい人々がよく触れる政策について、主に①ナチスのオリジナルだったのか、②何を目的としていたのか、③本当に成果を上げたのか、という3点について検証する本。挙げられている全ての政策が「民族の団結」とその先にある戦争を目的としているというか、そもそも戦争とそれによる収奪を前提としたリソース管理をしていたことがわかりかなり凄まじい。 そもそも「ナチスは良いこともした」と言いたい人々って本当にいるのか?と思ってサーチしてみたところ、この本の宣伝ツイートなんかにも大量の「ナチスは良いこともした」リプライがついていて驚いた。しかも、その内容のほとんどはこの本で反証されている(アウトバーン建設、禁煙・禁酒、少子化対策……)。中には「ナチスの禁煙政策を知らないんですか?w」みたいなリプライすらあった。本の見出しだけでも見ていれば触れていることはわかるのに。ヒエ~。そりゃこういう本が必要になるわけだ。たとえリプライを送るような人には読まれないとしても。