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俺の邦ロック

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花初そたい
花初そたい

雑記

俺の邦ロック

先日「邦ロック」についての話をしたが、結局のところ自分の答えを出す以外の方法で何かを言うことはできない気がしたので、「2000年以降の邦ロックベストソング」50選を作成した。 昨日からかかっていたので、選定にはそこそこ時間をかけている。それだけに、見返してもそれなりの納得感があるランキングになったと思います。他の人が見て納得できるかは知らない。 そもそも「邦ロック」という枠組みに言外の意味を持たせることにあまり賛成していないので、含みのある枠組みを撹乱するようなチョイスを心がけた。少なくとも、・・・・・・・・・、にせんねんもんだい、Boris、ジミーサムPあたりは所謂「邦ロック」とはみなされないことが多いのではなかろうか。もちろん、本当に好きな曲を並べることが第一だったので、入れたくて外れた曲もたくさんあるが……(候補は100曲以上挙げていた) チョイスする中で自然とリリース年を調べることになったのだけど、「これこんな古かった・新しかったんだ」と驚くことが多かった。同じバンドでもリリース年に驚くこともあり、改めてタイムラインが整理できた気がする。そのへんも結構楽しかったです。

つくったもの

なすと玉ねぎの味噌汁、鶏ハムのねぎだれ、みょうがとししとうの胡麻酢風。まだまだ夏だぜ。

よかったもの

『[彼女。]百合小説アンソロジー』

半分くらい(円居挽「上手くなるまで待って」)まで読んだ。各短編の感想は以下。

  • 織守きょうや「椿と悠」 お通しみたいな短編。

  • 青崎有吾「恋澤姉妹」 今のところ一番よかった。百合とそれを「消費」する者の非対称性についての話……といえばそうなのだけど、そう言うにはトンチキ殺し屋アクションものとして面白すぎる。ディグがかなり好き。ちょうどジョン・ウィックも上映中だけど、変なものを得物にする戦闘のプロいいよな~。

  • 武田綾乃「馬鹿者の恋」 百合アンソロにあったらあーねと思うタイプの話。このワンテーマで短編小説を書くのがまずすごいし、萌の納得感がある造形がいい。別に面白くはない。

  • 円居挽「上手くなるまで待って」 感情主軸でどんでん返しもあるミステリ……ということで氏の持ち味は出ている気がするけれど、どうも大人しい。文芸サークルってこんなんなんですか?