ハブ酒
雑記
日光
ちょっと早く家を出て、ゴースト金木犀を探したところ、普通に見つかった。拍子抜けするくらい何にも隠れずに黄色の花をつける樹木が植わっていた。けれど、夜にもう一度探してみたら全然見つからない。やっぱり、日光がないと色は全然わからないもんなんだな。
HUB
HUBの特定店舗がnetkeibaとコラボして競走馬イメージドリンクを出しているということで、友達と飲みにいった。ドリンクには5種類のうちからランダムに1種のコースターがついてくるということで、友達は目当ての馬が出るまで飲み続けるという。 HUB自体行くのは5年ぶりとかだったけれど、特に感慨はなかった。ちょうどクライマックスシリーズが放映されていたので、広島が打つ度に盛り上がる席と、阪神が打つ度に盛り上がる席が混在し、妙な緊張感があった。スポーツバーではよくある光景なんだろうけど、こういうので喧嘩になることはないんだろうか? コースターが出るまで何杯かかるか楽しみにしていたが、二杯目の店員さんが「今は暇なので特別ですよ」とコースターを選ばせてくれたとのことで、すぐに目当ての馬を手に入れてしまっていた。見ると、その店員さんだけ服装が違ったので、マネージャー系の人なのだろう。現場の融通が効きそうなものは、融通を利かせられそうな立場の人に頼んだほうがいいんだろうな、という素朴な感想があった。 競走馬イメージカクテルはフーンという感じ。ドウデュースのカクテルに草が乗っているのがかわいくてよかった。食いしん坊。
つくったもの
なし。早く冷蔵庫のアジを食べないと……
よかったもの
betcover!! - 馬
新譜。betcover!!特有のグルーヴが強く出ている上で歌心もあり、ただそれがポップと呼べるバランスから逸脱してライブセッション的な雰囲気になっている(作成期間の短さからして、制作の過程もセッションによるところが大きかったのだろう)。一聴ではなかなか全体像が掴みきれない。もう少し聴き込んでから星をつけたいです。
田我流 - OLD ROOKIE EP.1
★★★☆☆ 新譜。「風を切って」とかのシングル曲とは全然違うビート、全然違うフロウなのが面白い。田我流、キャリアも代表曲もあるのに常に若々しくてすごいな。声や見た目ではなく、楽曲に対する姿勢にフレッシュな印象がある。
『[彼女。]百合小説アンソロジー』
読み終わった。
- 相沢沙呼「微笑の対価」 美味しいところの認識がぼくと違うんだろうなという印象。もっと罪を犯してから生活を軌道に乗せていくまでの過程とか、徐々に追い詰められていく様子とか、最後の崩壊の瞬間とかをじっくり読みたかった。ラストのどんでん返し的な独白はフーンという感じで、そこからどう信頼を回復したりしなかったりするかを見たかった。
終わってみれば、総合的には面白いアンソロだった。色々なアプローチが読めて嬉しいというよりは、特定の短編が著しく良く、他もなんじゃこれみたいなのはあんまりなかったという感じ。素直に自分の思う百合をやった作品より、「百合」の功罪に踏み込んだ作品のほうが好きだったな。 最終的な気に入りランキングは以下。アンソロの気に入りランキングをつけるのにハマっています。共有するともっと楽しいので読んだ人は教えてね。
- 斜線堂有紀「百合である値打ちもない」
- 青崎有吾「恋澤姉妹」
- 円居挽「上手くなるまで待って」
- 織守きょうや「椿と悠」
- 武田綾乃「馬鹿者の恋」
- 相沢沙呼「微笑の対価」
- 乾くるみ「九百十七円は高すぎる」