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全ての音楽

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花初そたい
花初そたい

雑記

読む時間

仕事が忙しくなり、自由時間があまりないのもあって、SSFで買った本をあまり読めていない。ちゃんと感想も書きたいのに…… 恐ろしいことにもう年内の土日は用事で埋まっているので、平日にちまちま読んでいくしかないのだけど。

つくったもの

よだれ鶏と味噌汁。そろそろ自家製ラー油が切れる。作ったときは「こんなん一年やそこらで使い切れるのか……?」と思ったけど、全然すぐ無くなっちゃうな。

よかったもの

Ezra Collective @LIQUIDROOM

久々のLIQUIDROOMは満員状態。「前に詰めてください」と叫ぶスタッフの声をかき消すように爆音でダブやらサルサやらグライムやらが流れる。そして、やたら長い入場SEの後、Ezra Collectiveの面々が登場すると…… とにかく踊る・叫ぶ・跳ぶ!! 最初は普通に盛り上がっている程度だったけれど、Femi KoleosoがMCで「踊り狂っても大丈夫なように、グルっと回って周りの人に挨拶してね」というようなことを言ってからはギアが上がり、コールアンドレスポンス(サックスのメロディを観客が真似して叫ぶ)をやったり、英語に自信がある観客を探してMCを訳させたり、果てはベースと管がフロアに降りたりと観客との垣根も取っ払って大盛り上がり。一応ジャズのライブとは思えないほど物凄い熱量だった。MCで「ここを世界一のダンスフロアにしようぜ」と言っていた通り、物凄い人数が手を挙げて踊りまくる凄まじいライブになった。 ソロはキーボードのJoe Armon-Jones、そしてドラムのFemi Koleosoが特にすごかったのだけど、何よりも常にダンスミュージックのグルーブが失われなかったのがすごい。しっとりしたナンバーでも観客はしっかり踊っていた。Femi KoleosoはMCで「悲しいときの曲や嬉しいときの曲を作っているのではない。最低の気分のときでも、最高の気分のときでも、joy(喜び)は必ずある、それについての曲を作っているのだ」というようなことを言って観客に訳させていたけれど、確かに通底するものがあった。 「We play hiphop, jazz, afrobeats...everything」と言っていたのも印象的。確かにそうだとしか言いようがない。以前のThe Comet Is Comingもそうだったけど、やっぱUKジャズと括られるバンドはライブが凄いなあ。今回は観客の盛り上がり方もよかったし、LIQUIDROOMで観て正解だった。Billboardだと不完全燃焼だったのでは。