北
雑記
食いだおれ
北海道に行った。一泊二日の弾丸旅行だったので、札幌のみでとにかく北海道初心者セットを食いまくる日程。常に腹のゲージ管理を意識させられる旅だった。食べたものは以下。
- ドライブインいとう 豚丼
- しょうがパウダーとしょうがの効いた味噌汁がうまかった。
- サッポロビール園 ジンギスカン
- サッポロクラシックは「絞り汁」感が強くてうまい。何よりつけあわせに頼んだじゃがバターが感動的にうまかった。この旅行で一番うまかったのはこれかもしれない。
- だるま ジンギスカン
- 分厚い肉もさることながら、にんにくを効かせたタレがうまかった。「ジンギスカンのはしごをしてでもだるまで食べたほうがいい」と言われたときは「正気か?」と思ったが、確かに全然違う。でもはしごは結構キツかった。店外で一時間弱待ったのもキツかった。
- セイコーマート おにぎり
- ホットシェフという店内調理が充実しているらしい。おにぎりもその一つ。ベーコンおかかがうまかった。
- トリトン 寿司
- うにと活つぶ貝ととろにしんがうまかった。うにだけ10皿くらい食いたい。じゃあ回らない寿司なんて行く必要ないじゃん……となるかというと、またジャンルが違うよなあ。
- けやき 味噌ラーメン
- 歯ごたえのいい麺とジャキジャキしたネギがうまい。空港で食べたのが唯一の心残り。寒い中必死に店にたどり着いて、アツアツの味噌ラーメンを食べてまた外に出るまでが体験だと思うので。
- きのとや ソフトクリーム
- 一口で驚いた。濃厚すぎるのか、粘土みたいな食感。しかもやたらでかい。3人くらいで食べてちょうどいいかもしれない。というか、これに限らずソフトクリームって3口くらいまでが一番おいしい気がする。ちょっと安めでちっちゃいやつを売ってほしい。
- ルタオ パフェ
- チーズのムースとハスカップソースによる味変が効いていて、こっちは最後まで美味しく食べられた。きのとやのソフトクリームはソフトクリームというにはジャンルが違いすぎる気がする。個人的にはこちらの方が好み。
車世界
北海道は車移動が定番、とはいえ札幌はそうでもないようで、バスや地下鉄等の交通網が発達していたし、地下はもちろん地上もぽつぽつと人が歩いていた。しかし、この寒さで出歩くのは、ただでさえ寒がりのぼくには無理だ。冬タイヤのダルさやスリップの危険と引き換えにしても、車に乗りたくなってしまう。次は車、できれば冬以外だな。
一極集中
札幌は物価がやたら安かった。腹いっぱい食ってある程度飲んでも一人3000円くらいで済んだりしたし、北菓楼のカフェに入ったらケーキセットが990円でひっくり返ってしまった。極端な例だが、銀座のマリアージュフレールだったらケーキとお紅茶で2500円くらいする。銀座ライオンで飲んだら一人5000円くらいはするだろうし。いや、サンプル数が少ない上に極端な例ではあるのだけど。 何より驚いたのは家賃。豊平あたりで見かけた不動産屋の軒先に、2LDKで5万弱の広告が出ていた。2LDKで5万しないって……東京なら安くても20万くらいするんじゃないか……? こう色々見ていると、都内に住んでいるのが馬鹿らしくなってくる。でも都内以外ではこんなにライブ見えないし、即売会とかも行けないしな~。しゃあないか。
つくったもの
特になし。
よかったもの
小川哲『君のクイズ』
お、面白すぎ!!!! 冒頭からずっとトップスピードで面白い。終わり方も好き。「君のクイズ」ってそういうことかあ~…… 「競技クイズは人生の縮図」というのは以前読んだ『異世界クイズ王』でも実感したことだけど、やっぱり小説との相性がめっぽういい気がする。競技クイズ小説、もっと読みてえ。
鶴谷香央理『メタモルフォーゼの縁側』
一気読みした。しみじみと良い描写がどんどん出てくるな……と思った一方でそんなに食らったわけではない。自分が興味あることは全部やったらええという状態のままここまで来ているからかもしれない。自分が同人活動を始めたときに読み返すといいのかも。