雑記

本当の磯釣り

磯釣りに行った。入れた場所は波がきつく、水深も浅い場所。根掛かりもするし、仕掛けがどんどん流れていくし、馴染まないし、どうすればいいんだ……と思いながらも魚のついていそうな磯際を狙ってみていると……いきなりものすごい引きが！！　かなり暴れるし、磯に突っ込むし、明らかに20cmやそこらの魚の引きではない。それでも必死にいなして上げてみると、37cmのニザダイ（サンノジ）だった。 磯に行き始めて3回目、ようやく磯釣りっぽい大物が釣れた！！　細い磯竿で大物を釣るのは確かにかなり興奮するし、すごい体験だった。これだけでもかなり満足感がある。磯、夢があるぜ……

踏んだり蹴ったり

しかし、ニザダイを上げたときにラインが穂先に絡んだらしく、磯竿の穂先が折れてしまった。釣具屋さんで買った時「本当に気を遣わないとすぐ折れます」と言われたので細心の注意を払ってきたつもりだったけど、魚がかかっていたらそれどころではない。 そして、帰り道でネズミ捕りにひっかかり、一時不停止で切符を切られてしまった。ずっとゴールド免許だったのに……　「踏んだり蹴ったりだね」と友達に言われたが、正直全然堪えていなかった。なぜなら大物を釣ったから。誰が何と言おうと幸せなんだよな。

ある時店をでると雨になっていた 小走りで仕事に戻る途中　オレは白いセダンの前で立ち止まった 楽しそうなカップルが乗っていた　恋人同士か　それとももう夫婦か 年もオレと同じぐらいだった　あの頃のオレはチューナーとして行き詰っていた オレの組むEGは客を選び結果として行き詰っていた　本当に幸せそうな男女だった 対し雨に打たれる作業着のオレは惨めに見えただろう‥ だが オレの方が絶対に幸せだと思った （『湾岸ミッドナイト』41巻）

磯臭さ

サンノジといえば臭くて食べられない魚で有名なので、せっかく釣ったのにな～……という思いもあったけれど、調べてみたら冬は案外臭わないことも多いとのこと。すぐ処理するのが大事だということなので、その場で内臓を出したが、もうその時点で磯臭い！　これ本当に食えるのか？

つくったもの

特になし。ニザダイの下処理だけした。なんとしても臭いを残したくないので塩水処理をした上で塩を振ってキッチンペーパーでくるんでおいた。