春物王国の崩壊
雑記
シウマイ毛布
シウマイ弁当が70周年らしく、シウマイ弁当柄のタオルケットをもらった。 今年の夏はシウマイ弁当に包まれて眠りたいと思います。
春物王国の崩壊
ここ最近の暑さで、チェックしていたメルカリの春物・冬物が一気に値崩れしてしまった。じゃあ購入のチャンス、と思えるかというとそうでもなく、やっぱり今着ない服は買う気にならない。カネを使わなくて済んだような、シンプルに時期を逸したような。
終バス
帰りが終バスになった。そうなると、思い浮かぶのが下の短歌。
終バスにふたりは眠る紫の<降りますランプ>に取り囲まれて 穂村弘
近所の終バスに乗ってみて気付いたのは、思いの外車内が明るいということ。蛍光灯が煌々と灯っていて、立ち客がいても危なくないようになっている。上の歌を読んで想像するのは薄暗い車内、身を寄せ合うようにして眠るふたりをいくつもの降車ランプが照らす……という情景。だけど、都会の終バスは全然明るいっぽい。 ぼくが乗ったことのある終バスは田舎に向かう高速バスだけだったし、【10個、光】とかのイメージもあるから、なんとなく夜のバスは薄暗いものだと思っていた。案外そうでもないなあ。
つくったもの
特になし。昨日作ったサンバルを食べている。
よかったもの
愛英史、里見桂『ゼロ THE MAN OF THE CREATION』
5巻まで読んだ。スーパージャンプの長期連載作だが、友達に勧められたのでセールで買った。 ゼロという「本物を作る男」が、様々な美術品や工芸品、ひいては人間まで複製し、人を救ったり諌めたりする話。早い話がブラックジャックとかに近い。ゼロは何でも複製してしまうし、すべてを一瞬で記憶する目を持っている。なので、物そのものも魔法のようにパパっと作ってしまうのかと思いきや、まずは作品の原材料を調べ、手に入れ、細かな傷や細工を検討し、作者の精神状態まで自分を持っていき……とかなり泥臭い復元方法を取っていて、そのあたりの努力感と与太のバランスもいい感じ。美術品うんちくも毎回楽しい。 しかしこういう人情噺的なエピソードをウン百話と書くのってすごいことだな。漫画原作者ってすげえよ。