雑記

かきつばた

根津美術館にかきつばたを見に行った。咲いていて嬉しい。花を見に行っても「咲いていて嬉しい」以外の感想が出てこない。そもそも語彙がない。開花の評論家みたいな人はいるんだろうか。 根津美術館のかきつばたは毎年ゴールデンウィークごろに咲くので、そのシーズンはわっと人が押しかけるらしいのだが、表参道という立地（根津美術館の「根津」はコレクションした人の名前で、根津にはない！）もあってか、今年は海外の人がやたら多かった。最近はどこに行っても海外の人が多い。いいな～。ぼくも海外行きたい。

王将

帰りは王将で飲んだ。王将、チェーン店なのに最近どこも行列している。確かに安くてうまいが、なにも並ばなくても……　でもうまいよなあ。にんにく激増し餃子がうまい。

つくったもの

なし。

よかったもの

国宝・燕子花図屏風　デザインの日本美術

根津美術館の特別展。根津美術館といえば燕子花図屏風だが、それを「デザイン」「歌絵」という文脈から位置づけていくような展示。尾形光琳の手掛けた空間デザイン重視の美術品や、和歌をモチーフやデザインの一部として活用した絵などが並んでいて、その集大成として燕子花図屏風が出てくる。短いわりにストーリーがあって見ごたえのある展示だった。 燕子花図屏風に輪郭線が描かれていないことは今回初めて知った。色と配置のデザインとして見たのも初めてで、同じ絵でも紹介のされ方で体験が違うというのが楽しい。デカくて鮮やかなので、なんだかグラフィティ感もあった。屏風とグラフィティって同じなのか？（あげ太郎）

橋本絵莉子 - 街よ街よ

★★★★☆ 新譜。やっぱ声が好きだな～という感想が最初に来る。そのうえで、優しくて生活に馴染む歌の良さがじわじわとやってくる。街というよりかは街から家に帰ったあとのような曲ばかりだ。 「やさしい指揮者」が好き。声が好きなので……