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篠澤広さん

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花初そたい
花初そたい

雑記

学マス

学園アイドルマスターを始めた。事前に見せられていたスライドから感じた権力勾配のグロテスクさは、妙に感情の起伏が乏しいプロデューサーのキャラでいくぶん脱臭されている。とはいえ、あまりにも薄味なストーリーや、異様に初心なキャラクターの反応などから「アイドルマスター」を感じるところは多い。漏れはアイマスが好きなわけじゃなくて、シャニマスが好きなだけなんやなあということを再確認している。

篠澤広と長谷川白紙

今のところプロデュースしたのは花海咲季さん、有村麻央さん、葛城リーリヤさん、篠澤広さん。中でも、篠澤広さんは3回ほどプロデュースしている。 14歳で大学を出た天才少女だが、虚弱体質で運動はてんでダメ。しかし、「最も向いていないから」という理由でアイドルを目指しているというキャラクター。徹底して高いハードルを求め、厳しく当たられることを期待する姿勢はほとんどエキセントリックでもあり、作中人物からもしばしば引かれている。というわけで、人間の類型が5つくらいしかないプロデューサーさん達によって、痛みや苦痛に性的快感を覚えているようなファンアートが投稿されたり、一言二言の切り抜きスクショと共に「ドMすぎるw」「やべーやつ」みたいなツイートが投稿されたりといった”舐め”が発生していることも容易に想像がついてしまう(仮想敵)。 恐るべきは、このキャラクターに「光景」という曲を書いた長谷川白紙。本編をプレイすることで改めて、「あえて未知の分野で高いハードルを求める」という篠澤さんの志向を、これだけ美しい言葉で描いて祝福することができるのか、と感動してしまった。シナリオ本編が薄味なこともあり、ともすれば画一的な受け取られ方をしてしまいそうな篠澤さんのプロデュース体験を、「光景」が一気に鮮やかなものにしている。すごすぎ。そういったキャラクターの語り直しは二次創作でも可能、というかシナリオが薄いジャンルではこれまで主に二次創作が担ってきた役割のはずなので、漏れの中では長谷川白紙こそが理想のオタクだと専ら話題になっています。

つくったもの

かぼちゃの田舎煮、ウツボのたたき。かぼちゃは樋口直哉のレシピ。ウツボはバーナーでしっかり炙ったものの、やはりコラーゲンの歯ごたえがありすぎたので、冷凍して薄切りにした。かなり旨味があっておいしいが、手間を考えるとたまにでいいかな……