雑記

味方

行き場を失った様々な本が、机の上に積み重なっている。主に同人誌。 本棚は既に一杯になって久しく、同人誌用の衣装ケースももう入らない。収納を追加するしかないのだけど、もうその場所もあまりない。本を売って場所を空けるにしても、もう売りたい本はあんまりないし……　みんないったいどんなシステムで本をコントロールしてんだ（Blues Drive 本ster）。平置きだとホコリも積もるので、どうにかして綺麗に置いておきたい。桑山千雪さんの部屋の本棚、見るたびに「ホコリ積もりそうだな」と思ってしまうんだけど、どうなんだろう。千雪さんは丁寧に掃除するから問題ないんかな。

見方

SSFで買った新刊を読み進めている。今回もめちゃくちゃいい本が多い。 今回は自分で本を出したことで、今までは気にならなかった装丁や組版、使用した紙や印刷所が気になってきた。同人誌を開いたときの第一印象が「文字読みやすいな」だったりする。本の見方が変わった感じがある。 サークルによっては、使用した紙やフォントを全て奥付に載せてくれていたりして大変ありがたい。次回は丸パクリするかもしれん。

つくったもの

イサキのカルパッチョ。炙ってから冷蔵庫に入れたのがよかったのか、熟成されたのかわからないけど、めちゃくちゃうまくてビックリした。イサキ、何匹釣ってもいいな。

よかったもの

千種創一『砂丘律』

積読にしていたので1/3ほど読んだ。千種創一といえば中東の短歌、特に下の歌が好きで覚えていた歌人。

アラビアに雪降らぬゆえただ一語ثلج（サルジュ）と呼ばれる雪も氷も

だったのだけど、いざ歌集を読んでみるとかなり日常に降りた、平易な口語の暮らしの歌や恋愛の歌が多くて驚いた。中東の歌は一部らしい。上のような清冽な美しい歌を期待してしまったというのもあるかもしれないけれど、他の歌は今のところあんまりハマっていない。