ソニマニ
雑記
スーパー銭湯
ソニマニに行った。台風が近づいているということで、雨風の強まる時間に移動しないために、事前に幕張まで行っておくことに。どこか待機できるところはないかと探すと、近くにスーパー銭湯があったので、そこで待つことにした。 せっかくなのでサウナに入ったが、台風による低気圧のせいか、めちゃくちゃトリップ感があってすごかった。ほぼ薬物。サウナの温度が高く、オートロウリュがあったことも良かったんだと思う。その上、眠れる休憩所もある(同じことを考える人が多かったのか、今回は満席だったが)。かなり良かったし、これからもソニマニに行く機会があったらこの行程でもいいかもしれないな。
つくったもの
とくになし。
よかったもの
SONICMANIA
サカナクション
台風に合わせた落雷と雨音のオープニングから始まり、「完全復活」を謳う山口一郎が登場。なんでも、フェスへの復帰一発目だったらしい。 オープニングから思っていたが、演出がすごすぎる。そこらのDJよりよっぽどVJが凝っている。レーザー使いも曲を盛り上げる美しさで、大箱でのエンターテイメントとしてライブを作ることへの自負を感じた。ただ良い曲を良く演奏するというだけではない軸がある。 ただ、出音はかなり微妙だった。ベースは結構でかい一方、全体的にこもっているし、ギターはほぼ聞こえない。新宝島のギターソロが全然聞こえなかったのはかなり悲しかった。テクノ系のパートも低音が弱すぎてあまり踊れない。また単独公演で見たいけど、サカナクションの単独なんて当たるわけないんだよな~。
UNDERWORLD
爆踊り。曲が良すぎる。あの特徴的なキックが入ってきた途端否が応でも身体が動く。それにカール・ハイドの唱えるようなボーカルとクネクネした動きが入ったらそれはもうアガらざるを得ない。漏れってUNDERWORLDこんなに好きだったんだ。 「VJもしょぼいしDJは用意してきた音源流してるだけだし、もう見る影もない」みたいな感想を見かけたけど、前半には全面的に同意しつつ、でも胸を張って良かったと言える。他の超凝ったVJや的確なセンスで盛り上げていくDJに、UNDERWORLDの曲が作れるんですかってハナシですわ。今後UNDERWORLDの公演を見慣れたら他のことを考える余地も出てくるかもしれないが、今回はただただノックアウトされました。
PHOENIX
数曲聴いて離脱。かなり人気で、今回のステージの評判も良かったバンドなのだが、正直全く良さが分かっていない。漏れの和解できない名盤といえば『Pet Sounds』と『Wolfgang Amadeus Phoenix』なのだけど、この二枚には同種のリリシズムがある気がする。
MAJOR LAZER
数曲聴いて離脱。IQマイナス二億のステージで良かった。「EDM」のパワーだ。
千葉雄喜
一曲しか持ち曲がない(新曲「Mamushi」はなぜかMajor Lazerがかけていた)のでフックアップなのかYoung CocoとJin Doggがライブをしていたのだが、Major Lazerの1/3くらいしか客が集まらず、しかもヘッズっぽい最前列あたりしか湧いていなかった。ライブもPlayboi Cartiが色々言われていたような「音源を流してアガるフレーズだけ叫ぶ」みたいな形式で、最前以外の客はかなり冷めていた。悲しい。 それでも「チーム友達」はTHE FIRST TAKEみたく大量のゲストが集まり、かなり盛り上がった。盛り上がったところで一曲で終わってしまったのだけど。大量のゲストの中にArcaがいたのが一番面白かった。なんでだよ。
牛尾憲輔(OST Dance Set)
タイトルを見たときはなにこれ?と思ったけど、本当にアニメのOSTの曲をリミックスして流していた。映像もそのアニメから取ってきていて、たまにVRChatみたいなローポリの牛尾憲輔がそのアニメにちなんだ仮装をしている様子が流れる(なんで?)。 ポリゴンパートはともかく、でかい画面でアニメの映像を見ながら踊れて楽しかった(小学生並みの感想)。しかし、周りがわりと小さく揺れているだけなのにはやや面食らった。やっぱロックフェスの客層なんだな。UNDERWORLDもそうだったけど、クラブの客層ではない感じだった。それはそれで新鮮。