売上見込
雑記
エンタメ意識
SSF新刊の告知ツイートが思いの外反応されている。これは完全に桃もみじさんのおかげなのだが(絵が良すぎる上に、ハッピービバークパロディを提案してくれたのも桃もみじさんなので)、これだけ「読みたい」と言われていると、「じゃあ部数刷って良いのか……?」とも思ってしまったりする。これは多くの先人達が破滅してきた道なのだけど。 pillowsの力で漏れのオタク文を初めて読んでくれる人がいるのなら、漏れの好きな小説よりもエンタメを意識したほうがいいのか? とも考えてしまう。ストーリーの面白い小説を書ける人を尊敬している。漏れは全然書けないので。でも書かないと書けるようにはならないんだよな。
印刷所
前作はポートフォリオ的に長期保持するつもりだったので30部刷ったし、実際半分くらい手元にあるのだが、今回は2イベントで売り切るくらいでいきたい。ということで、もともと部数は10部前後、印刷所は前回と同じポプルスを利用する予定だったが、30部刷っていいなら話が変わってくる。最低部数30部の緑陽社を使えるようになるから。 緑陽社は高いけど明らかに質がいい。格安の印刷所と比べるとその差は歴然。せっかくすばらしい表紙を描いていただけるのだから、できるだけ良い印刷をしたい……けど、今まで参加した2イベントはそれぞれ10部以上売れなかったし、30部は相当ハードル高い気がするな~。
つくったもの
とり天、キスとゴーヤとピーマンの天ぷら、なめこと豆腐の味噌汁。新規購入した天ぷら鍋のデビュー戦。天ぷら鍋、めっちゃいい!! 鉄なので温度が安定しやすい上に、温度計で確実に確認できるのが嬉しい。
よかったもの
入間人間『安達としまむらSS』
読み終わった。本当にSS集だった。 ライトな一人称の魅力をビシバシ感じる。独特な比喩はこの尺だとクドいなとも思ったけど、ここぞという場面での爆発力はやはりすごい。しまむらがここにたどり着いたのが嬉しすぎるし、安達がずっと全速力なのも嬉しすぎる。初キスで歯をぶつけるくらいならまだあるとして、緊張のあまり顔全てを押し当てた上に舌を噛み切って血を流し込むのはすげえよ。安達、常に想像の三段くらい上を行く女…… イメソンSSを志す者としては(?)、一巻から示されてきた二人のイメソンである「ロビンソン」がリフレインされているところにも食らう。あだしま、本当にずっと「誰も触れない二人だけの国」を目指す話なんですよね。そのフレーズが前提にあった上で、「誰も触れない」とはどういうことか、「二人だけの国」とはなにか、ということを詰めていくのがカッコいい。イメソンに本気だ。