セットアップ
雑記
セットアップ
新しいPCが届いた。この日記は新PCから書いている。 使っていたソフトウェアや壁紙、Onedriveに上がっていたファイルはほぼアカウントに紐づいて新PCに入り、他のファイルはHDDを取り出して外付け化したことで救出できた。この日記もgit cloneで落としてこれた。ので、新PCへの以降のために要した時間は設置含めて1時間くらい。便利な時代だな~。
一昔
移設のときに戸惑ったのは、むしろハード面だった。 HDDを移設しようとしたら、新PCにはHDDのスロットがない。どうやらSSDしか対応していないらしい。そんな……もうHDDはオワコンなんですか……? それに、VGAの端子がないのにも面食らった。PCの裏にはHDMIの端子がひとつと、DPの端子が4つという構成。今使っているモニタにはVGAとHDMIの端子しかないのに。しかし、友達に聞くと、最近のモニタはリフレッシュレート144Hzくらいが標準で、HDMIやVGAでは60Hzまでしか対応していないのでDPが標準になっているらしい。知らなかった、そんなの…… さすがに7年も経つと、機材の環境も大きく変わっているんだな。
ハイスペック
新しいPCで早速モンハンをプレイ。今までは中画質でギリギリだったのに、今は最高画質でもまだ余裕がある。 画質綺麗すぎてワロタ。動きヌルヌルすぎてワロタ。別ゲーすぎると漏れの中で話題に。挙動が変わると全然違って見えるもんだな~。むしろヌルヌル動きすぎてキモいくらいだ。
つくったもの
特になし。英国展で買ったスコーンを食べた。うますぎる。効く。効くとしか言いようがない。
よかったもの
米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』
読み終わった。めちゃ面白かった…… 小~中学生のころの話を50代で書いているのでかなり脚色もあるのだろうけど、とにかく人物の魅力がすごい。エピソードも言動も良すぎる。本業は通訳だということだけど、すごい書き手だ。 どの章もすごいけど、やはりアーニャの衝撃がすごい。プラハのソビエト学校に通っていたのはおそらくほとんどがドのつくエリートの子息だったんだろうけど、その恵まれた状態からどのように自分の社会に対する姿勢を決めていったのか、という話。
「アーニャ……だいたい抽象的な人類の一員なんて、この世にひとりも存在しないのよ。 誰もが、地球上の具体的な場所で、具体的な時間に、何らかの民族に属する親たちから生まれ、具体的な文化や気候条件のもとで、何らかの言語を母語として育つ。 どの人にも、まるで大海の一滴の水のように、母なる文化と言語が息づいている。 母国の歴史が背後霊のように絡みついている。 それから完全に自由になることは不可能よ。 そんな人、紙っぺらみたいにペラペラで面白くもない」
母国の、ひいては東欧の、冷戦や民族紛争の歴史が絡みついた人々の語りには、社会学・歴史学的な面白さもある。名著だな~。