アンチフィルムアート
花初そたい
花初そたい
雑記
面白いのか
個人誌の原稿に戻った。2週間ぶりに読み直してみると、今まで書いていたものがあんまり面白くない…… あるあるなんだろうけど、どうしょうかな~。ゼロから行くには時間がないし、ちょっと換骨奪胎の手段を考えないと。 今読んでる本にも「どうせ物語なんて類型はそんなにないし、どう書くかが物語に先行している方が有利」という話があったし。でもどう書くかって一番難しくない?
アンチフィルムアート
同じ本に「あらすじだけ抜き出すと意味不明でも、演出だけでカタルシスを生むことはできる」という話もあり、すよねえという気持ちに。やっぱ優れた小説の筋書きを論って云々したってしょうがないっすよ。この間村上春樹の話題が出たときに「ノルウェイの森を読んだことがない人にあらすじを紹介」みたいなツイートがそこそこ伸びてたけど、すごいことだよなあ。だって村上春樹を一ページでも読んだことがあれば「これは筋書きを楽しむものではないな」と分かるだろうに…… でもそういう「いかに語るか」という部分を上達させるのはたぶん本当に難しくて、フィルムアート社的な物語論を叩き込んだほうが簡単に完成度が高いものを書けそうな気もする。結局どっちつかずが一番よくない。漏れゎ。。。
ベストSF
オールタイムベストSFに投票できるほどSFを読んでいないので、投票できそうな短編部門だけ考えてみた。 海外短編部門はこんな感じ。
- テッド・チャン「あなたの人生の物語」
- テッド・チャン「息吹」
- ジョン・ヴァーリイ「残像」
- テッド・チャン「地獄とは神の不在なり」
- ジョン・ヴァーリイ「逆行の夏」
……いくらなんでもさあ。 でもこうなるんだよな。次点はフレドリック・ブラウン「電獣ヴァヴェリ」、グレッグ・イーガン「しあわせの理由」、ケン・リュウ「円弧」あたりか。でもやっぱテッド・チャンとヴァーリイが好きすぎる。
つくったもの
特になし。