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俺達の・俺だけの

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花初そたい
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雑記

人に厳しく

人を甘やかす傾向にあるので、厳しく接したい、という話をしたところ、「無理だよ。だって人に興味ないでしょ? 相手がどう考えて何をする傾向にあるかちゃんと考えて、適切なタイミングで適切な言葉をかけてあげないと、頭ごなしに叱るだけになっちゃうよね。甘やかすのは全部の要望を通すだけだから簡単だけど、厳しくするのは難しいよ」というようなことを言われ、ぐうの音も出なかった。それはそうですね。 なんか嘘松みたいなエピソードだな。バズりそうだし。でもそれをツイートしないことによって、真実であることを担保していきたい。

人に優しく

Jeff Rosenstockは一曲目をやり始める前、わざわざドラムを止めてまで「周りの人にやさしくしてください」と言っていた。これには結構グッと来た。ああ、こういうことをちゃんと言う人がこういう曲を作ってくれてるんだな、という納得があった。結局曲が始まった瞬間モッシュの余波でもみくちゃにされてしまったわけだけど、でも乱闘とかは起きなかった。 半分以上の客は海外からという感じだったが、それでもJeffはかなり日本語を話そうとしてくれていた。「ありがとうございます」めちゃくちゃ言ってたし。ベースの人が「Fuckin' Awesome!」と叫んだときにはわざわざ「クソすごいです」と訳してくれたし。ファッキンオーサムくらいわかるよ馬鹿野郎(たけし)。しかし、言葉は拙くともその姿勢だけで人柄がわかる、いいステージングだったなあ。

つくったもの

とくになし。

よかったもの

Jeff Rosenstock Japan Tour@下北沢SHELTER

上に書いたような人柄の出たMCにほっこりするのも束の間、一曲目「Will U Still U」が始まった途端に会場のボルテージは急上昇。ギターが炸裂した瞬間思いっきりモッシュが起こり、「Will You Still Love Me...」のシンガロングは前から後ろから押しつぶされながら絶叫する羽目に。終始そんな感じで、今も耳と喉にダメージが残っている。 セトリもほぼ覚えていないが、「Will U Still You」「Head」に始まり「Like U Better」「Festival Song」あたりへ突っ込むアンセム祭りで、とにかく叫びまくっていた。Jeffの煽り方がうまいのはもちろん、客層の違いもあり、観客の盛り上がり方が段違い。最終的にはダイブもあったし。 漏れは運良く最前から2列目くらいが取れて、若干後ろで起きたモッシュの余波と前に押し寄せたい観客のプッシュでぐちゃぐちゃになる立ち位置にいた。接触があるどころか終始押しつぶされてるような状態だったけれど、それでも周りを見ると、明らかにパンク野郎みたいな人はほとんどおらず、普通の、というかむしろ線の細いヨーロッパ・アメリカ系っぽい人が多い。そういう人たちが拳を振り上げながら叫んでいるのを見て、おお、となんとなく感動した。この人たちもそれぞれに痛みや切なさを抱えていて、それでJeffの歌を一緒に叫んでいるんだろうな、漏れたちはそれぞれに違う痛みを抱えていても、同じ歌を聴いて叫んでいる…… そういう状態で聞く「You, In Weird Cities」は本当によかった。昨日も「号泣ですよこんなん」と書きましたが普通に号泣でした。 混みすぎていて時間がなかったので物販のシャツを買わなかったのが心残り。通販ないかな。