雑記

能登半島

社員旅行で山代温泉に行った。そのまま仲の良いメンバーで延泊。土曜は金沢で車を借り、羽咋（読めない）を回って輪島へ行き、能登市で宿泊。そして七尾から氷見を回って金沢に帰って来るという能登半島一周弾丸ツアーだった。

移動

無茶な行程だったので一箇所に1時間以上滞在できず、ほぼほぼ車に乗っていた。しかし、それはそれでかなり楽しかった。鰤起こしの荒天に白波立つ日本海や、煙がたなびく棚田や柿畑、七尾湾の雄大な眺めを車窓から見られたのは本当にうれしい。車での長距離移動、好きや……

地震

羽咋あたりは全く普通だったので特に意識していなかったのだが、北に行くにつれてどんどん、能登半島地震の爪痕が露わになってきた。道はたわんで所々崩落してしまっているし、山は地滑りで崖だらけ、街に出ると瓦屋根が完全な状態で残っている家はほぼない。一階が潰れてしまっている家すらある。地震直後のニュース映像はよく見ていたけど、ここまでインフラが破壊されているとは知らなかった。特に道路が大変なことになっており、曲がりくねったり崩れ落ちた道路をとりあえず走れるように繋ぎ合わせた結果、高速がどこも40km制限とかになってしまっていた。これが復旧するには、いったいどれだけかかるんだろう、と思うと何も言えない。 普段遭遇する震度1～4くらいの地震は、せいぜい棚からものが落ちる・交通機関が止まるくらいで一瞬～一日不便な思いをし、ああ嫌な地震だったね、と盛り上がったらしばらく忘れてしまうくらいのもの。だけど、それ以上に大きな地震は、全く地震前とは違う現実をもたらすものなんだな。その途方もなさ……

つくったもの

特になし。