弾きまくり
雑記
川崎代表
家主の田中ヤコブが「川崎で働いていたときに、川崎代表としてSHISHAMOが紹介されていて『川崎の医療機関には俺のほうが詳しいぞ』と思っていた」と話していたが、川崎代表アーティストってSHISHAMOだったんだ。今はどう考えてもBAD HOPだろうな、と思ったけど、さすがに自治体が推すわけにはいかないんだろうか。まだトゲナシトゲアリの方がマシかな。マシってなんだ?
つくったもの
特になし。
よかったもの
YANUSHI LIVE TOUR 2024
なんだかんだ初のクラブチッタ。乗り換えに翻弄されて前の方には行けなかったが、それでもpillowsをこの距離で観られる機会はあんまりないだろうなあ。
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the pillows pillows×シャニマスで本まで書いてるくせに初ライブ。ライブ映像もあまり観たことがなかったのだが、山中さわお氏がめちゃくちゃキメてくるタイプのボーカルでちょっと驚いた。手振りもちょくちょく入れてくるし、ギターはウィルコ・ジョンソンばりのマシンガン構えだし、ギターソロでは別に自分がソロを取るわけじゃなくても前に出る。MCもネタといい話し方といい達者で、確かに面白おじさんを自認するだけのことはある。あんな歌詞書いてるのに面白おじさんなんだ…… 演奏はさすがの一言で、めちゃくちゃうまいわけではないしミスタッチもあるけど、とにかく輪郭がハッキリしていてわかりやすい。「今どういうフレーズ弾いてんの?」みたいなことが全然ないし、そのおかげでリフの良さがハッキリと出る。 とにかく踏みしめないのも良かった。早い曲はさらに走り、そうでもない曲もさらっと演り、どんどん次へ行く。それでいて、どの曲も叫ぶところは叫ぶし弾きまくるところは弾きまくる。パンクっぽさすら感じるスタイルだ。どう考えてもアルバム・ライブ共にラストの曲でしかあり得ない「この世の果てまで」がどちらも全然ラストではなく、今回のラストが「Locomotion, more! more!」だったのもpillowsらしい思想を感じる。やっぱ前のめりなロックンロールなんだよな。結成36年のバンドがこの姿勢を見せてくれるの、本当にうれしいぜ。
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家主 前もライブ観て思ったけど、やっぱ変なバンドすぎる。骨子はギターポップ寄りの朴訥なフォークのはずなのに、ギター弾きまくりメタル小僧の田中ヤコブがいるせいで全然そうなってない。なんで「ネオフォーク」を自称してるのにギターソロでライトハンド奏法をかますんですか? 突然仰け反って弾きまくる姿はちょっとサンボマスター山口っぽくもある。 ほぼpillowsの客かと思いきや、特に終盤のアンセムゾーンなどではかなり観客もブチ上がっていた。「オープンカー」なんかではもちろん、序盤の「家主のテーマ」でもかなり上がっていた気がする。あんなに盛り上がる曲だったんだ。