初詣失敗
雑記
喉
喉の痛みはやや引いたが、今度は咳と痰がやたら出るようになってしまった。これ悪化してるのか治ってきてるのかどっちなんですか? どっちかわからないのでいよいよ病院にかかりたいが、オンライン診療ですら満員で予約が取れない……ので、予約再開通知を入れて粘っていたところ、午前3時からの診察で予約が取れた。3時!? 仕方がないので今は3時まで起きているところです。診察なんて受けずに寝たら治るんちゃうか、とも思うけど、もうかれこれ4日ほど治っていないのでもう自分の治癒力が信じられない。
初詣失敗
熱はないし動くのがつらいわけでもないので、近所に初詣に行こうとした。しかし、着いてみたらものすごい列。警備員さんによるとどうやら1時間以上待つらしい。詣るだけですよ!? でも、都会の初詣ってそんなもんらしい(これまでは常に帰省してぽつぽつと人が集まる雪深い神社に行くことしかなかったので、都会の初詣を経験することがなかった)。 さすがにこの体調で屋外一時間待ちはしんどいし、列で誰かにうつしても敵わないので、出直すことにした。初詣できないことってあるんだ。
つくったもの
特になし。実家からモチが届いた。うれしい。
よかったもの
アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』
3割くらい読んだ。い、嫌すぎる……Amazonに「ギフトとしてよく贈られている商品2位」とあったけど、怖すぎるだろ。こんなん贈られたらいろいろ勘ぐってしまう。 ただ砂漠で足止めを食った中年女性が家族との思い出を回想するだけなのだけど、いわゆる「信頼できない語り手」というか、自分は相手のことを思って毅然と言ったつもりなのだけど、相手には失望されていることがどんどんわかってくる。夫が「俺は弁護士には向いてない、本当は農場がやりたい」と言ったら「子供の教育資金はどうするの、もっと現実的にならなくちゃ」と返し、その後夫がノイローゼになっても全く一因は自分にもあるだなんて思いもしない……といった調子。こうして砂漠で一人思い返すうちに、どんどん自分が対話を諦められ、蚊帳の外に置かれていたことが認識されてくる。かなりトリッキーでかなり嫌な小説だ。
『リバー、流れないでよ』
観た。おもしれ~。2分をひたすらループしつつループから脱出しようとしたりしなかったりする、お得意のタイムループもの。なのだけど、前作通りというか、ループを一切省略しないでワンカットで写していくのが楽しい。ループものは最近の漫画や小説でもよくあるけど、全編ノーカットなのは珍しい気がする。美味しい変化部分だけ抜き出すのが鉄板だ(映像だと「もう限界。無理。逃げ出したい。」とかもそうだったね)。ワンカット・省略なしにこだわるのって独特の没入感があってかなりいいな~。ラスト、「貴船」をそこに繋げるのもニヤッとできていい。そういうのやってみたい。