愛を知らないでほしい
雑記
炭火
仙台の牛タンはおいしかった……と余韻に浸っている。牛タンなんて駅ビルのねぎしでも食えますよと思っていたけど、仙台で食べた牛タンは全然違った。旅の補正ももちろんあるだろうけど、柔らかさとジューシーさ、炭火の香りがぜんぜん違う。やっぱり処理と焼きが大事なんだろうな。牛タンを焼いて食べるだけなら家でもできるけど、炭火で焼くのはけんた食堂でもないと難しいし、そこだけでも店に行く価値は十分にある。
ライブ
シャニマスのライブは見ません。オタクが嫌い・ライブで聴きたい曲がない・歌とダンスで感動できる自信がないなど、とにかく向いていないことがわかりきっているので。MUSIC DAWN以降この姿勢は一貫している。ので、ライブ演出についても特に言及することはない(という言及)。
鋭さ
自分が多趣味で飽き性だからか、ひとつのことに異様に打ち込んでいる人に魅力を感じることが多い。なので、美琴さんにも(たぶんこの鋭さを維持することはないんだろうな)と思いながら痺れていたのだけど、【SUGARLESS】でいよいよ「練習に打ち込み続けることは幸せなのか」という話が出てきて、ついに恐れていたことが起こってしまう……と落胆しています。霧子GRADやベリソあたりから、シャニマスは「人生にはひとつの道しかないわけではないし、ひとつの道が閉ざされても人生は続く」という姿勢を取ることが既に示されているし。 今までの美琴さんを否定するはずはないので、「パフォーマンスでみんなに感動を与えるようなアイドルになる」という目標にブレはなく、その上で他の楽しみを受け入れたり、他の人生を肯定したり、他者の価値観に寄り添うことを覚える、といったところに落ち着くんだとは思う。でも、やっぱ「夢を諦めたら、 夢を諦めた人になるんじゃない」「それってもう、なんにも無いのとほとんど一緒だけど」と言い放つ美琴さんは好きなんだよな~。
ハチマキ化
そういえば、大学生の頃にこれと同じことを『プラネテス』のハチマキでもやっていた。やっぱ「全部オレのもんだ 孤独も 苦痛も 不安も 後悔も」「もったいなくてタナベなんかにやれるかってんだよ」と薄笑いを浮かべていたころのハチマキが好きなんだよな~。当人の人生にとっては、確実に人と感情を分け合うこと・愛を知ることが重要なのだろうけど……それでもさ……
つくったもの
さわやかチキンカレー。ココナッツミルクを切らしていたのでヨーグルトで作ったが、しっかりおいしかった。いいレシピだ。
よかったもの
組版に「正解」はあるの? 新潮社に学ぶ、良い組版の考え方 なるほどな~。組版で可読性が大いに変わるというのは同人誌を読んでいると頷けるところ。内容は面白いのにマジで読みにくい組版の同人誌、けっこうあるよね。全部外注している漏れが言えたことじゃないですが。
2024ベストアルバム&良かった旧譜各20枚 丁寧な選評で読み応えのある年ベス。漏れはメタルに明るくないのだけど、リフやドラムパターンについてレビューが書かれているのが新鮮で楽しい。メタルの評ではよくあることなのかな。
秘密のコペカチータ - たのしいトークショー
★★★ キュートで毒のあるギターポップ。ネクライトーキーを思い出すけどもボカロがバックボーンにあるようなマキシマイズ感はない。わたせけいぞうみたいなジャケットといい、「ハウスマヌカン」「角瓶」「マーガレット」といったモチーフの選び方といい、80~90年代を意識しているふうだけど、曲にはそんなに反映されていないのが逆に新鮮。
Wool & The Pants - Not Fun In The Summertime
★★★ 東京のインディーバンド2nd。ローファイでダウナーな宅録。1stは坂本慎太郎の年間ベストに輝いたそうだが……今作はあまりピンと来ていない。1stはまだ聴いてないけど、そっちの方が良かったりするのかね。
KMNZ - KMNCULTURE
★★ メンバーチェンジ後初のアルバム。1stのオープニング曲「VR」のセルフパロディのような「VERSE」から始まるのだけど、ラップの掛け合いも展開もどうにも勢いが足りず、リスタート宣言の曲としてはあまりにも切ない。他にもリズがいた時代の焼き直しのような楽曲が多く、せっかく個性がある二人の追加メンバーがあまり活きていない印象。だいたいYouTubeに上げているカバー楽曲の方がいいな……