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神津島

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花初そたい
花初そたい

雑記

神津島

2泊3日で神津島に行った。水曜の夜10時に竹芝から大型船で出て、到着したのは朝10時半ごろ。12時間半の船旅だ。 ゲストハウスへのチェックインを済ませたら、あとはほとんど釣りをしていた。神津島は2回目なので、だんだん「勝手知ったる」という感じも出てきた。神津島に釣りに行きたい人、自分アドバイスいけます。もっと玄人はたくさんいるんだろうけど。

舐め

今回は35cmほどの大型イサキや、50cmにもなるサバ、最大40cm近くのムロアジなど、離島でしかあまりお目にかかれないサイズの魚がガンガン釣れて大満足。さすがにリリースしたが、イズヒメエイなんかも釣れた。が、あまりに大きい魚がかかったことで、全員が何かしらの竿物を折るという悲劇が発生。 やっぱり大きい魚がかかる可能性があるところでは、それを考慮した道具を持ち込まないといけない。「ライトタックルで、小さくても釣れた魚の引きを楽しんでェ……」などといった関東アングラーの痩せた思考はここでは無意味。絶対に負けない強靭なタックルでかかった瞬間ゴリ巻き。これしかない。 次回の反省とします。

つくったもの

ムロアジの刺身となめろう。ムロアジは足の早い魚だけど、釣ってすぐ処理したためまだ身が締まっていてうまい! 血合いの風味があるので、なめろうより刺身のほうがうまい気がする。

よかったもの

入間人間『安達としまむら』SS2

大型客船の中で読んだ。前回のSS1は全然知らん別作品とのクロスオーバーが半分を占めていて消化不良だったが、今回はほぼ安達としまむら二人だけの国で大満足。SS1で死まで描かれた安達としまむらだが、今回は死後から始まっており更にすごい。どこまでいくんだこのシリーズは。 安達が常に「誰も触れない二人だけの国」を求め続け、それを許していたしまむらだが、今回はしまむらがそれを拡張することを試んでいてちょっと驚いた。しかしそれは国の拡張というよりは外交の開始といった雰囲気で、その線引がある感じも大変いい。安達としまむら、常に「人間関係の距離感」というテーマに真摯だ。