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枢機卿総選挙

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花初そたい
花初そたい

雑記

連敗

映画を見に行き、買い物から帰ってきたまでは良かったのだけど、今日も気圧にやられていたのか、二時間くらい昼寝してしまった。そしてぼんやりと買ってもいないナイトレインの動画を見ていたりしたら一日が終わってしまった。今日も敗北ということです。まあ映画2本見ただけで良かったといえばそうなのだけど。

つくったもの

ニラ玉。何回食べてもうまい。得意料理かも。

よかったもの

『教皇選挙』

かっけ~~。いつどの瞬間を抜き出しても画がカッコよすぎる。基本的に彩度の低い室内にモノクロの壁、そこに枢機卿たちの紅い服や教皇の部屋の紅い扉が映え、タイトルロゴの山吹色もこれまたバチンと映える。画作りが決まりまくっている。全部ポストカードとかにしてほしい。 物理的に風通しが良くなるシーンと、劇場みたいな場所での最後の話し合いの画が一番好み。ポストカードを買うとしたらそこかも。いやでも、ラストシーンもよかったな~。この画の長回しで終わるの、マジでカッコよすぎる。何がカッコいいのかは、うまく説明できないけど……でも、例えば「喜ぶ群衆やら枢機卿」みたいな画とか、「光の中に歩いていく新教皇」とか、「窓が開け放たれた教皇の部屋」とか、なんかテーマに沿った終わりの画はいろいろあるじゃないですか。その中でアレっていうのがさ……カッコいいよなあ!? 役者の表情もすこぶるよく、中間管理職的な老人の悲哀、そしてそこに宿る鬼気迫る美しさは確かに『裏切りのサーカス』を思い出す。ずっとほぼ無表情なのに、わずかな陰で一気に見え方が変わるカッコよさよ。ローレンス役の人(レイフ・ファインズ)、すごいぜ……

『トラペジウム』

これは……すみません、褒めるところがキャラデザくらいしか思いつきませんでした。 あ、でも、アリの浮いていた味噌汁を捨てるシーンには感動した。あんなに端的でささやかに「ウワッ、こいつ……」と思わせる描写はなかなか出てこないんじゃなかろうか。あのマインドの人間が今後アイドルで成功すると思うとゾッとするけど、教皇選挙の台詞にも「我々は理想に奉仕する生身の人間であって、理想そのものではない」とありましたからね。アイドルと教皇って同じなのか!?(あげ太郎) でも実際似たところは多いですよね。アイドルグループ内でセンターを投票させたら『教皇選挙』みたいになるんじゃなかろうか。話が逸れたな。でもトラペジウムについて言いたいことって特に無いしな。 公開当時は一部でかなり盛り上がっていた気がするけど、みんなどのへんに食らっていたんだ? 本気でわからないので、後で感想を漁ってみようと思います。