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vs芥川賞

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花初そたい
花初そたい

雑記

vs芥川賞

よ~し、そろそろ原稿のための助走をするぞ~……と以前途中まで書いて放置していたものの続きを書き始めたが、しばらく書いたところで「うーん、面白くなさすぎる……」と思ってやめてしまった。 良い日本語の文章を読んでから書き始めたほうがいい影響を受けられる気がする!と思って『バリ山行』とかを読んだのが良くなかった。つい「あれはあんなに良かったのに漏れゎ。。。」となってしまう。素人オタクの文章と芥川賞作品を比べるのが間違っているのだけど、しかし……とにかく書いたほうがいいんだろうけどなあ。

つくったもの

セロリのきんぴら、オクラのサブジ、なすと鶏むねの甘酢漬け、イサキの香草焼き。イサキ以外作り置きメニュー。 イサキはプロのレシピを参考にしたが、あり得ない量のオリーブオイルを使っていたので全然真似できなかった。イナダシュンスケ氏が「プロはもこみちのオリーブオイル量を見ても驚かない、あれくらいが標準だから」というようなことを言っていた気がするが、本当なんだ。

よかったもの

よしながふみ『きのう何食べた?』

3巻まで読んだ。いい漫画すぎる…… めちゃくちゃ日常の話で、しかも1/3くらいは料理パートなのに、毎回惹きつけられるのはなぜなんだろう。なんかよしながふみ先生の描くおばさんって良いよな。年月ゆえの豪放さと明るさがありつつ、それでいて年月ゆえの哀愁が覗くと急に儚く見える感じが。 シロさんの買い物への姿勢に共感しながら読んだ。しかし献立の考え方はさすがに年季が違う。勉強になります。一方、価格の相場が今と、というか漏れの近所のスーパーと違いすぎて愕然とした。そうだよな~。確かに漏れが大学生くらいのころは卵とかもっと安かった気がするし。物価高騰に頭を悩ませる回もあったけど、やっぱり最新刊では今の物価になってしまっているんだろうか。

依空まつり『サイレント・ウィッチ』

友達のおすすめ。一話のタイトルで「キツすぎる」と思ったけど、読んでみたらおもれ~。7章まで読んだ。 強すぎる正体を隠して学園に潜入する、というパターンにしては主人公がつつましすぎるほどにつつましく、なんと6章までほとんど魔法を使わない(3章でちょっと使ってはいる)。それでも、魔法を使うための一要素である計算能力と数字好きを活かして話が進んでいくのがすごい。正体がバレるほどではないけど只者ではない要素を一個はっきり用意するの、技ありだな~。主張しすぎないギャグとキャラクターもいい感じ。もっとイザベルとかを擦られたら一気に読む気なくすと思う。