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「美」の遠さ

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花初そたい
花初そたい

雑記

ちょっと実家へ

明日から休みを取って帰省する。実家には自分の高校まで着ていた服などが残っているため、だいたい手土産と外で着る服だけ持っていけばよい。荷物が軽く済むのは大変ありがたい。

初期行動範囲

煌々と明るいイオンモールどころかマクドナルドが撤退するほどの田舎に実家はあるのだが、確かに美術の「美」の字もないという印象がある。でも、よく考えてみたら、市内の中心地には画廊やアトリエがあるし、伝統の工芸品は東京でも度々目にするくらい人気がある。なので、元ツイートの指すようないわゆる美術という意味でも、「田舎にはこんなに美がある」と乗っかったツイートが指すような素朴な美という意味でも、「美」は十分にあった。 では、なぜ「美」がないという印象になるかというと、おそらく実家に住んでいたときの行動圏が狭すぎたせいじゃなかろうか。電車もバスもない、高校までは自転車で10km……みたいな状態で行ける店なんてほぼないし。そういう状態に嫌気が差して地元を出たわけだし。車がアンロックされた状態なら、地元に対する鬱屈も少しは晴れたんじゃないか? まあでもそれはそれで「俺はもっと多様な”美”に簡単にアクセスしたいのだが……」と都市の方を睨んで歯を食いしばっていたんだろうなという気もする。結局都市に対するコンプレックスは都市に出ないとどうにもならなかっただろうな。

つくったもの

オクラと長芋のくたくた煮、ハーブだし酢マリネの汁を使った冷製スープパスタ……ならぬスープそうめん。別にTwitterで話題だからそうめんを食べたわけではない。そうめんは茹でるだけでいいのに変なことしててえらい → 料理は楽しいからするの!