Top.Blog.Novel.

まずは数から

Cover Image for まずは数から
花初そたい
花初そたい

雑記

まずは数

年末の合同打ち上げに参加していただいた方の一人が「年間150冊は本を読むことに決めている」と話していたことにたまげたので、漏れも今年はちゃんと本を読むことにする。中身のないやつが数を誇る、量より質だ云々言ってみても、結局まずは数読まないと作品の特徴がわからない、何が傑出しているのか掴めないので何も体験が広がらないんだよな……というのを音楽のアルバムを聴きまくった大学生の頃に実感したので。 にしても、150はどう考えても無理だ。漏れのスピードでは流し読みでも2日に1冊は読めないし。なので、とりあえず今年は100……いや50冊は読みたい。ジャンルは問わず。漫画は除こう。漫画入れたら200は全然いけそう。今Kindleライブラリにある男塾全巻とからくりサーカス全巻で80冊くらいだもんな。

担当編集AI

SSF10寄稿作品の原稿を進めている。今回は形態の都合上ちゃんとプロットを決めてから書き始めたい、と思ったが細部がぼんやりとしてまとまらない。商業作品ならここで編集者に話して質問をもらったりするんだろうな~……と思ったところで「ChatGPTにやってもらえばいいのでは?」と思いついた。 いいプロンプトを探そうとググってみたら、既に恐山がやっていた。漏れごときの思いつくことは恐山先生が全部やってるな。 試しに穴開きだらけのプロットを投げてみたところ、「このキャラは自分をどう思っている?」「このキャラがそう考えるようになったきっかけは何?」「このキャラがいなければ欠ける要素は何?」等様々な質問を投げてくれ、かなりプロットが固まってきた。思った以上に使えて自分でもビックリしている。

つくったもの

とくになし。実家からもらったモチで食いつなぐ。

よかったもの

森見登美彦・円居挽・あをにまる・草香去来『城崎にて 四編』

親が森見登美彦オタクなので帰省すると森見登美彦の新作が読める。 作家四人で城崎温泉に行き、旅の思い出として城崎温泉に纏わる短編でアンソロジーを出すというオタクすぎる本。オタクすぎる割にハードカバーで高いのでオタクの読者しか買ってないと思う。川名潤の装丁はやたらかっこいい。商業作家は自腹切らずにプロに装丁頼めてズルいな~。 どの短編もちゃんとうまいので「やっぱ商業作家は違うな~」と思う一方、読後感は完全に二次創作アンソロジーなので「商業作家も変わらんな~」とも思う。森見登美彦の間の抜けたファンタジーが一番好み。

万城目学・森見登美彦・上田誠『V3』

こちらは同人出版。親はBoothなんて使わんだろうと思ってプレゼントしたらちょうど買いかけていたところらしく危なかった。 『シャーロック・ホームズの冒険』の本邦初訳を底本に現代風にリライトした……という本だけど、底本を知らないのでどれくらい作者の脚色が入ってるのかよくわからない。万城目学の「禿頭倶楽部」が面白いけど、これは底本が既に「赤毛連盟→禿頭倶楽部」の翻案を行っているらしい(明治時代の日本に赤毛は馴染みがないからだとか。そりゃそうか)ので底本が面白いだけという気もする。でもやっぱ禿頭倶楽部の画は面白いよ。

森見登美彦『宝島』

これまたオタクしか買ってなさそうな変な装丁の本。 やっぱ森見登美彦っておもれ~。装丁の都合上いわゆるミッドポイントが可視化されるのも面白い。短いし変な学生が出てきたりもしないし最初の一本にもいい気がするけど、いかんせん装丁が変すぎる。ていうか今値段調べてひっくり返ったんだけどこれ5500円もするのか。掌編なのに。親はこれを買いに奈良まで行ってトークショーを聞いてきたらしい。いくらなんでもオタクすぎるだろ。