意外とない


雑記
被り
満員電車でスマホも取り出せないので呆然と前を向いていると、目の前に乗ってきた初老の男性とマフラーが完全に被っていることに気がついた。大学に入る頃に親から買ってもらって、いままで一度も被ったことがないのに。別に流行ったものでもないし、自分で選んだものでもないので、なんだか気まずいでも嬉しいでもなく不思議な気がした。初老の男性は数駅で降りていった。
いざ行くと
明日は数年ぶりにサークルの集まりで京都へ行く。楽しみだしついでにいろいろ行きたかったとこ行っちゃお♪と思ったが、よく考えたら行きたいところはだいたい飯屋なので数カ所しか行けない。京都に行くとだいたい学生の頃から好きだった詩仙堂に行き、ついでに狸谷不動尊あたりにも登っているのだけど、冬に行くのはもう寒さにめっぽう弱くなってしまった漏れにはちとつらい。意外と行きたいとこってないかも。
つくったもの
とくになし。
よかったもの
プレミアム朗読劇「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」
誘われて行った。朗読劇に行くのは初めてだったけど、プレミアムとつくだけあってちょくちょくバックに俳優が出てきたり、セットが動いたりする。しかしそういうのにオオッと思う以上に、朗読に引き込まれた。別にプレミアムじゃなくても全然面白かった気がする。 声優は上のリンクを見てもらえば分かる通り相当プレミアム。大塚明夫が今日の目当て(ライブハウス入口で聞かれるやつ)だったけど、中尾隆聖と日笠陽子が一番印象に残った。特に日笠陽子は「悲劇によって別人のように変わってしまった女」の役で、清純な前半では恥じらいほろりと涙を流し、復讐に身をやつす後半では男を手玉に取り、凄んでみせる。アフタートークでは「この豪華な面子に呼ばれて、嫌でした」と率直な言葉で笑いを取っていたが、流石だった。 アフタートークも面白かった。「ここ失敗しただろ」「いやアドリブでなんとかしたじゃん」みたいなぶっちゃけ話がどんどん出てきて新鮮。「お頭」と呼ぶべきところを「親方」と呼んでしまい途中で戻す、という結構すごいミスをしていたそうなのだけど、アフタートークでそれを聞くまでは全然気付かなかった。動じなさと演技力で補完されてしまうものなのか。「人は話し方がn割」みたいな話はよく聞くけど、実感させられてしまった格好だ。