雑記

得意ルアー

管釣りに行った。 前回は夏だったが、今回は秋。ニジマスは基本的に寒いほうが活性が上がるので、管釣りはこれからがシーズン……のはずなのだが、いざ投げてみると、全然ルアーに食ってこない。あれ～？ どうも、秋口は繁殖期で、そのあたりの個体は極端に食いが落ちたりするらしい。それにしても、もっと食ってきて良い気はするけれど…… 釣果は放流後の一番釣れる時期を逃しても10匹程度で、まあ楽しめた感じ。特にすべてスプーンで釣れたのが嬉しい。スプーンワレットを作ってまで挑んだ甲斐があった。

‥さあ　見てくれ オレの作った本物の竜だ オレのすべてとひきかえにしたRだ 見てくれ　この最高のRを （『湾岸ミッドナイト』5巻）

凡百

けっこう大きい鱒が釣れたので、2匹持ち帰った。どれどれ、と思いながら測ってみたら、40cmくらいしかなかった。50はあると思ったのに…… そもそも、今日は小さい個体が多かった気がする。なかでも大きな個体を上げられたと喜ぶべきか、それでも40cmか、と悲しむべきか。相対的に大きいと思っていたものでも、全体からしてみれば凡百でしかないというのは寂しい気持ち。SNSの弊害と同じですね。

つくったもの

ニジマスのちゃんちゃん焼、味噌汁、冷奴。ちゃんちゃん焼は初めて作ったけどおいしかった。味噌と砂糖と味醂で味をつけたものがまずくなりようがない。

よかったもの

トランジスタ技術の圧縮 世にも奇妙な物語でドラマ化されたらしい。それを知らず、無料公開中の原作だけ読んだ。 知らない話をアクション映画のフォーマットに落とし込んでやった感じのトンチキ小説は数あるが、その中でも傑作だった。全然トランジスタ技術の圧縮のことを知らないのに「そういう技術があるのか！」と思わされる書きぶりも、手に汗握る展開もいい。 誰かパロディで「ノウハウブックの圧縮」やってくれませんか？　でもこれは「トランジスタ技術の圧縮」に目をつけたからこそ面白くなった作品だろうし、そこをパロディしてもだいたい駄作になる気がするな。