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荒食い

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花初そたい
花初そたい

雑記

幸先良し

去年に引き続き、イサキ釣りへ。イサキは夏が旬で、この季節になると産卵のためエネルギーを蓄えるべく爆食いを始めるらしい。その見境なく食いまくる状態を利用して釣るという寸法だ。 前回は最後のポイントまで釣れなかったが、今回は一投目から最後まで釣れ続いた。結果、途中でクーラーボックスがいっぱいになってしまい納竿。結局45匹ほど釣った。

魚配りおじさん

釣れる釣りはとにかく釣れない釣りより楽しいのだが、それにしてもさすがにこれだけ釣れると「この量の魚をどうするんだ」という不安が頭をよぎる。 近所のスーパーではこのサイズのイサキが一匹500円ほどで売られているので、船代と交通費を含めても全然元が取れている! と喜べるかというとそうでもなく、実際イサキばかり20000円分以上も買う人はいない。じゃあ釣った数を競っている釣り船の常連は魚をどうしているのかというと、会社で配ったりしているらしい。会社で魚貰っても困る気がするが……関係性次第か。

ウロコ取りの極意

イサキを釣ったときに大変なのが下処理。イサキはとにかくヒレやトゲが固く、手に刺さりまくって流血沙汰になる。その上、ウロコも固くて飛び散りやすい。そこで、先日導入したがまかつのウロコ取りを投入したのだが……普通のウロコ取りでは飛び散りまくっていたウロコがするする取れる!!! 「100均のウロコ取りじゃあかんの?」と思っていたけど、大量の魚を処理するときは本当に楽だ。今年のベストバイ入り確定かも。それはそれとして、手はヒレが刺さりまくって血だらけになった。

つくったもの

アジとイサキの刺身、イサキの白子ポン酢、アラ汁。クーラーボックスの保冷力が弱く、アジは若干身がゆるくなっていた。せっかく釣ったからには全て美味しく食べるのが義務ですよねえ!? ということでより良いクーラーボックスが欲しいが……釣り用クーラーって高いんだよな~。